<<nabe-net.com/foods

 オーガニック
POPs
環境ホルモン
貿易の技術的障壁に関する協定(TBT協定)
衛生および植物検疫措置の適用に関する協定(SPS協定)
GAP(適正農業規範)
ISO22000(食品安全マネジメントシステム)
日本の農業人口

日本語に訳すと「有機」や「有機栽培」の意味です。しかし単に自称の有機栽培ではオーガニックとして認められません。オーガニックに携わる人の正しい知識と心構、それと国際基準の資格を持つ第三の認証機関が認めることによって初めて本当のオーガニックとなります。オーガニックの認定基準は各認証機関によって若干異なりますが基本的には以下の条件を満たすものです。
【有機栽培 】
農薬を使わない
化学肥料は使わない
肥料を使用する場合は有機肥料のみを使用する
【有機認証 】
農場は最低3年以上農薬を使っていない
有機肥料であっても化学薬品や重金属が含まれないものを使用する
栽培によって環境を破壊しない
労働条件を厳守している
環境・衛生管理の整備
上記に関する管理プログラムの制定とその実施
上記に付帯する全ての事項に対する第三認証機関による検査と認証

以上のように食の安全確認はもちろんのこと、自然環境や働く人々にまで配慮した厳しい条件をクリアして初めてオーガニックとなります。オーガニックは単に人間の食生活だけを考えたものではなく、自然と人類の共存の未来を考えた地球規模のプロジェクトです。
organic
オーガニックとは、有機農産物およびその加工食品のこと。
「有機」は生物体構成物質を意味するため、化学物質である農薬、化学肥料を使用する現代農業に対してそれらを排除し環境に配慮するということから、「オーガニック(有機)」という語を使用するようになった。
世界各国にはOCIA(オーガニック農作物改良協会)をはじめ、およそ300を超えるオーガニック認定機関があり、その機関が定める一定基準をみたしてつくられたものにオーガニックという表示をすることが認められる。
各認定機関により基準は異なるが、
「3年以上農薬、化学肥料を使用していない農場で栽培され収穫されたもの」
「オーガニックの条件をみたした原料で、添加物などを使わずにつくられた加工品」
「畜産物はオーガニック農産物の飼料によって飼育され、抗生物質、ホルモン剤を使用していないもの」
「栽培、加工、流通などすべての段階で、認証機関などの第三者が厳しくチェックしたもの」
など一定基準がある。
オーガニック食品は、農薬、抗生物質、成長ホルモン、合成添加物、保存料を使用せずに栽培または加工されたもので、そのために人体に有毒なものを含まず、安心して食べられる食品である。
自然の生態系を尊重した農法を採用しているため、人体にだけでなく地球にもやさしい食品であるともいえる。
日本でもオーガニックに対する関心が高まり、市場にはさまざまな基準によるオーガニック製品が並んでいたが、表示の適正化を図るため、農林水産省は1992年(平成4)に有機農産物などにかかわる「青果物等特別表示ガイドライン」を定めた。
さらに96年にこれを改正し、農薬や化学肥料を使わない「有機農作物」と無・減農薬で栽培した「特別栽培農作物」の二つに分類した。これは不正な表示をしても罰則規制がないなど問題の多いものであったが、ついに2000年6月に改正JAS法(正式には「農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律の一部を改正する法律」)が施行され、厳しい品質基準をもつ有機食品の検査・認証制度が発足した。
アメリカ合衆国では1990年に統一基準としてOEPA(オーガニック農産物食品生産法)が承認され、オーガニックとして表示できる農作物が定義されることになった。
イギリス、ドイツ、オーストラリアなど計17か国には、オーガニック食品に関する法規制がある。世界規模での統一されたオーガニック基準を定め、それに基づいて各国政府が基準の整備や認定機関の許認可を行うといった国際的な動きもみられる。
yahoo!百科事典より
1972年にフランスに創立後、ヨーロッパで広がり、現在では 世界100カ国以上の約900の団体が加盟する世界最大の民間オーガニック振興組織としてよく知られています。 IFOAM(国際有機農業運動連盟))自体は認証機関ではなく基準作成や様々な加盟組織や国連のFAO(Food and Agriculture Organization)との連携などをその任務としています。
1991年にフランス農務省が有機栽培食品を認可する目的で設立。 ここで認定を受けている物は、栽培から、その物から加工される商品の製造過程の添加物まで厳密な管理と監視が行われています。
また放射物使用、遺伝子学的な操作や組み替え産品は認定しません。→EU、IFOAM基準。
フランスのトゥールーズに本拠をおき、ヨーロッパを中心として世界85ヶ国以上で活動し、40,000もの有機栽培業者が登録している世界最大の国際有機認定機関。 オーガニック認証団体の世界基準ともいわれています。
アメリカ農務省公認で1989年に設立されたアメリカ最大のオーガニック認定NPO法人。 日本におけるEcocert-QAI Japan Ltd.,と提携しています。
ドイツを中心にルドルフ・シュタイナー博士の農業講座の生力学的自然農法(ビオディナミ、あるいはバイオダイナミック農法)実践をしている団体。 シンボルマークは結婚と豊穣の女神「デメター」を表しています。
フランスで会員数1400名を越えるもっとも大きなオーガニック組織。
安全で安心を求める消費者の主導により安全な食品運動が起こり、農業従事者を中心に結成された自然農法団体です。
オーガニック食品のメーカーでもあり、消費者も参加できる広い組織として知られ、農場訪問展示会やシンポジュームを開き、第三世界における有機農業運動も積極的進めている非常に行動派の組織です。
1990年創立。
「バイオフランス」の保証マークの普及と全国生物学的農業連盟(FNAB)の管理していた基準書の代行を行っています。
フランス政府が1981年に指針を制定し、1985年以来国家によるオーガニックの認定としてこのロゴが使われています。 オーガニック材料を95%以上含み、EU圏内で生産あるいは、加工されたものに限られています。
ビオランドは、農業者によって1971年に創設されたドイツ最大の有機農業協会です。2006年現在では4500軒もの農家が加盟しており、また農産物加工、養蜂、淡水養魚、コスメティック等様々な職種が携わっています。ビオランドは、ドイツ全土とイタリア北部地方(南チロル)において管理運営を行っています。
ドイツ南部が主体の有機農法団体で、有機農業生産者と消費者が共同して1982年に設立されました。
農家への技術指導、加工メーカーのチェック、有機農産物の直売等の活動をしています。
麦、ホップ、ジャガイモ等の農産品の自然農法を進め、5年以上の期間を経過しなければ認定商品として出荷が出来ません。それを原料として使用するときも加工方法等にも厳しい基準を設けています。
1985年にドイツのブドウ栽培醸造業者団体によって設立されました。 IFOAM(国際有機農業運動連盟)登録の認定機関の一つです。
イタリア有機農業協会。 IFOAM(国際有機農業運動連盟)登録のイタリアの認定機関です。
AIAB(イタリア有機農業協会)を母体とする、イタリアの代表的な有機栽培認定機関です。
南オーストラリア州を本拠地とする有機農産物の認証機関として、生産より消費にいたる各団体が主体になって1986年に設立された民間団体です。
その機能は、全国有機農産物基準にその農産物が合格しているかどうか確認し、証明書を発行するという非営利団体として活動しています。厳しい基準を設け、その栽培の後の製品化にいたるまでも厳しい制約を添加物等にを設けています。オーストラリアだけでなく、スリランカ、パプアニューギニア、ネパール、インドネシア、韓国等各国の認定、証明作業も行っており、IFOAM(国際有機農業運動連盟)登録の認可団体でもあります。
2006年現在オーストラリアに7つあるオーガニック認定機関の中で最大の組織です。1987年,オーストラリアのクィーンズランド州で設立された有機農法農家や有機農産物加工業者の組合。自然食品の育成やよりヘルシーな市場を目指した認定団体で、自然に成育した健康によい食品を保証しています。
1995年に創設された、ポルトガルのオーガニック認定機関。IFOAM(国際有機農業運動連盟)に登録されています。
ビオスイスは、1981年にスイスに創設された有機農法認定機関で、2006年現在では30を超える有機農法団体、約6300軒もの農家が加盟しています。 スイスは有機農法に関するパイオニアの一つであり、国土全体の農地の11%がすでにBIO SUISSEの基準に合わせて栽培しています。
日本農林水産省によってオーガニック食品に対して設定された、Japanese Agricultural Standardの略。
化学的に合成された食品添加物や薬剤の使用は極力避ける。 原材料は、水と食塩を除いて95%以上が有機食品であること、 遺伝子組換え技術を使用しないことなどをクリアした商品に認定します。IFOAM(国際有機農業運動連盟)登録団体ではありません。
-28-